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COLUMN 不動産売却コラム

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2025/12/26(金)

空き家の解体費用はいくら?相場・内訳・安く抑えるコツを解説

空き家の解体を検討するとき、多くの方が気になるのが「解体費用はいくらかかるのか」「本当に解体すべきなのか」という点です。解体費用は決して安くなく、事前に相場や内訳を知っておくことが重要です。

この記事では、空き家の解体費用相場から注意点、解体すべきケースまでを分かりやすく解説します。

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空き家解体の費用相場

空き家の解体費用は、建物の構造・規模(延床面積)・立地条件によって大きく変わります。検索で多い疑問は「いくらかかるのか」「相場から大きく外れないか」です。

ここでは、まず全体像としての相場感を整理し、次に構造別・坪単価の切り口で具体的な目安を示します。

 

建物構造ごとの解体費用目安

建物の構造は、解体の難易度・重機の種類・処分する廃材量に直結します。構造が重く頑丈になるほど、工期とコストは上がるのが一般的です。

 

木造・鉄骨造・RC造

以下は、延床30〜40坪程度の一般的な住宅を想定した構造別の目安です。

構造 坪単価の目安 30坪の場合 特徴
木造 約3〜5万円 約90〜150万円 工期が短く、比較的安価
鉄骨造 約4〜7万円 約120〜210万円 切断・分別工程が増える
RC造 約6〜10万円 約180〜300万円 重機・処分費が高くなりやすい

 

空き家解体費用の内訳と注意点

空き家の解体費用は「一式」で提示されることも多いですが、内訳を理解していないと想定外の追加請求につながりやすくなります。

この章では、見積書で必ず確認したい内容と、トラブルを避けるための注意点を整理します。

 

解体工事費の内訳

解体工事費には、人件費や重機費など解体作業に直接かかる費用が含まれます。

 

主な内訳項目

  • ⚫︎仮設工事・養生費:近隣への粉じん・騒音対策として、足場や防音シートを設置する費用
  • ⚫︎解体作業費(人件費): 職人による手作業・重機操作の費用
  • ⚫︎重機使用費:バックホーなどの重機レンタル・運搬費
  • ⚫︎基礎撤去費:コンクリート基礎を撤去する費用

 

見積書に「解体工事一式」とだけ書かれている場合は、作業内容に何が含まれているのかを必ず確認しましょう。

 

廃材処分・整地・付帯工事の費用

解体後に必ず発生するのが、廃材処分や土地を整えるための費用です。この項目は、見積もり金額に差が出やすいポイントです。

 

代表的な項目

  • ⚫︎廃材処分費:木くず、コンクリート、金属などを分別し、法令に従って処分する費用
  • ⚫︎整地費:解体後の土地を平らにし、更地にするための費用
  • ⚫︎付帯物撤去費:敷地内にある建物以外の設備や構造物を取り除くための費用
  • ⚫︎残置物処分費: 家具・家電・生活用品が残っている場合の処分費

 

追加費用が発生しやすいケース

解体工事では、条件によっては見積後に追加費用が発生することがあります。

 

追加費用が出やすい例

  • ⚫︎アスベスト含有建材が見つかった場合:事前調査が義務化されており、含有が判明すると除去費用が追加される
  • ⚫︎地中埋設物の発見:古い基礎、浄化槽、コンクリートガラなどが地中から出てくる場合、追加費用が発生する
  • ⚫︎前面道路が狭く、搬出効率が悪い場合:人力作業が増え、人件費が上がりやすくなる

 

見積では追加費用の条件を文書で確認し、現地調査を省く業者は避け、複数社の内訳を比べて安すぎる見積は慎重に判断しましょう。

 

空き家は解体すべき?判断のポイント

すべての空き家を解体する必要はありません。大切なのは、立地や建物の状態、今後の使い道を踏まえて最適な選択をすることです。

この章では、解体が必要なケースとそうでないケースを分けて、判断のポイントを分かりやすく解説します。

 

解体した方がよいケース

次のような条件に当てはまる場合は、解体を選ぶ方が向いているケースが多いです。

 

⚫︎建物の老朽化が著しい場合:雨漏り、傾き、シロアリ被害があり、安全性に問題がある状態。

⚫︎再建築や土地利用を前提に売却する場合:新築用地としての需要が高いエリアでは、更地の方が買主が付きやすくなる。

⚫︎築年数が古く、建物評価がほぼ出ない場合:査定上、建物の価値がほぼゼロで、土地価格が中心となるケース。

⚫︎近隣トラブルのリスクが高い場合:倒壊や外壁落下など、管理不全による苦情や責任問題が想定される場合。

 

解体せずに売る・活用するケース

一方で、次のような場合は、解体を見送る判断が現実的です。

 

⚫︎立地条件が良いエリア:駅近や需要の高い地域では、リフォーム前提で購入する層が一定数存在する。

⚫︎建物の状態が比較的良好な場合:最低限の補修で利用可能、または耐震性に大きな問題がない場合。

⚫︎投資・賃貸ニーズが見込める場合:リノベーション目的、古家付き土地としての需要があるエリア。

⚫︎解体費用をかけずに早く売却したい場合:買取や現況渡しで、手間とコストを抑えたい場合。

 

放置によるリスクとコスト

空き家を放置すると、さまざまなリスクや維持コストが発生します。

 

主なリスク

⚫︎固定資産税・都市計画税を払い続けなければならない

⚫︎老朽化が進み、建物や土地の価値が下がる

⚫︎管理の手間と不法侵入や害虫発生などのリスクが増える

⚫︎特定空家等に指定され、指導や罰則の対象になる可能性

 

放置すると、固定資産税や修繕費などの負担が増え、結果的に最もコストがかかるケースも少なくありません。

そのため、「解体」「売却」「活用」のいずれかを早めに判断することが、無駄な出費を抑える近道になります。

 

空き家解体に関するよくある質問

ここでは、空き家の解体に関して多い質問を取り上げ、初めて空き家解体を検討する方にも分かりやすく解説します。

 

解体後の土地はすぐに売れる?

解体後の土地がすぐに売れるかどうかは、立地や価格設定、周辺の需要によって左右されます。

駅近などの需要が高い条件であったり、相場に合った価格であれば早期売却につながりやすい傾向があります。

ただし、解体すれば必ず売れるわけではなく、更地にすると固定資産税の負担が増える点にも注意が必要です。

解体前に、更地と古家付きのどちらが有利かを不動産会社と確認しておくことが重要です。

 

遠方に住んでいても空き家解体は可能?

はい、遠方に住んでいても空き家解体は可能です。

実際、空き家を相続した後に県外・遠方から解体を進めるケースは珍しくありません。

遠方での対応に慣れた業者を選ぶと、手間とトラブルを大きく減らせます。

 

解体費用はいつ支払う?

解体費用の支払いは、工事完了後に一括で支払うケースが一般的です。

業者によっては、着工前に一部前金を支払い、完了後に残額を精算する場合もあります。

全額前払いを求められる場合は、支払い条件を契約書で慎重に確認しましょう。

売却を前提に解体する場合は、解体費用を売却代金から精算できるか事前に相談しておくと安心です。

 

まとめ|空き家解体費用を抑えるには

空き家の解体費用は、建物構造や立地条件、付帯工事の有無によって大きく変わります。

相場や内訳を理解し、追加費用が出やすいポイントを事前に把握することが重要です。

また、すべての空き家が解体すべきとは限らず、売却や活用も含めた比較検討も大切です。

三河不動産売却センターは、安城市の空き家売却・買取に精通し、解体が必要かどうかも含めて最適なアドバイスを提案します。

老朽化した空き家や残置物が多い物件でも、自社買取により「解体せずそのまま売る」選択肢も可能です。

相続・税金・名義変更などの複雑な手続きも、司法書士や税理士と連携してワンストップで対応します。

空き家の解体や売却にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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清水 昭浩 ― この記事の監修者 ―

不動産事業部 部長/中尾建設工業株式会社(三河不動産売却センター)

三河エリアに根ざして20年。不動産売却のプロとして、相続・住み替え・空き家活用など、さまざまなご事情に寄り添いながら最適な解決策を導いてきました。
地域向けの「不動産相続セミナー」「空き家対策セミナー」などにも多数登壇。複雑な手続きや税金について、初めての方にもわかりやすく解説することを心がけています。
・保有資格:宅地建物取引士/空き家マイスター
・得意分野:相続不動産、空き家売却、土地・戸建て売却