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COLUMN 不動産売却コラム

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2025/06/08(日)

不動産を査定する時のポイントとは? 不動産会社はこうして査定をしている!

 

はじめに

不動産を売却しようとした際には、いくらで売れるのかが気になりますよね?

不動産では特に適切な価格での取引が非常に重要です。

でも、適切な価格っていくら?と思われる方がほとんどです。

昨今の金の価格高騰のように少しでも高く売却出来たら嬉しいけど・・・というのが本音。

そんな時に目安になるのが不動産会社の提示する査定書です。

ご自身の持つ不動産の価値を知るうえで大事な査定書について、査定のポイントについて解説していきます。

 

不動産の価格ってどう決まる?

 

3年前に隣が坪60万で売れたらしい。

今は景気も良くなっているからそれよりも高く売れるはず!

でも実際には期待外れの坪50万しか値が付かない、なんてことが起こるのが不動産取引の分かりにくいところです。

 

土地の価格を決める要素として

形・大きさ・接している道路・周りとの高低差・駅・学校・商業施設・周辺環境・人気度

建物がある場合には

築年数・構造・間取り・設備仕様・メンテナンス実績・保証の継続・建築メーカーなど

これら以外にも様々な要素が絡みます。

 

また、タイミングもとても重要になってきます。

売却しようとしている不動産の条件と一致するものを探している人がいれば高値傾向、

多くの買手さんの条件と一致しないものは安値傾向になるのが一般的です。

 

不動産会社の提示する査定書にはこれらの要素を盛り込んで価格の目安が記載されます。

多くの場合、標準的な相場としての価格、時間はかかるかもしれないけどこの金額なら買手が見つかるかもという予想価格、この金額なら早くに買手が見つかる可能性が高い価格などが提示されます。

正解の価格は無いのが現実ですが、その価格になっている根拠をしっかり提示してもらい納得できるかが一番のポイントになります。

それを基に、実際に売却を進める際には売り出し価格を決定していきます。

 

 

査定方法の種類

一般的に査定方法として、実地査定と机上査定があります。

 

実地査定は、不動産会社が実際に現地を訪れ、物件の状態や周辺環境を考慮して評価します。

メリットとしては、物件ごとに異なる状況の中で、プラスやマイナスになる要素を把握できることで、より現実的な価格を知ることが可能です。

デメリットとしては、立会や調査などに時間が必要になることです。

 

一方、机上査定は、過去の取引事例や地域の相場を基にした簡易的な査定です。

今すぐ売却しないけどいずれは、という場合などは目安を知るうえで有効です。

 

状況に応じてどちらが適しているかを判断して貰って使い分けるのが良いでしょう。

先にも述べたように、不動産の価格には定価はありません。

また、他に同じものを用意する事も出来ない唯一のものであることから、市場の影響は大きく関わってきます。

市場の状況も査定価格には大きく影響を与える場合もあるので、2~3年ごとに査定を依頼して変化の様子をみるのも一つの手段です。

 

需要と供給のバランス以外にも注意すべき点

 

区画整理事業や大型商業施設の開業などは市場の変化が予想しやすいものです。

そういった分かりやすいものだけでなく、コロナウィルスの流行や物価高騰などの世界情勢・経済事情の変化も不動産価格に影響を与えます。

不動産業者はこのような様々な要因や過去の取引事例などを踏まえて、それぞれの不動産の査定を行います。

不動産売却について最適のタイミングは掴み辛いのが現実ですが、信頼できる業者を見つけて情報を得るようにしましょう。

不動産業者は業者間のネットワークや取引実績を通じて最新の情報を得ていることが多いです。

 

時間の節約

 

このように査定方法を事前に理解しておくことで、無駄な時間を省くことができます。

具体的なポイントを把握することで、必要な情報やデータを効率的に収集でき、迅速に判断を行うことが可能になります。

 

円滑な不動産売却の準備

 

査定方法を把握することで、売却後のトラブルを未然に防ぐことができます。

正確な査定が行われている場合、買主との認識のズレを減らし、双方が安心して取引を進めることが可能です。

査定には大きく影響しませんが、売却を視野に入れている場合には以下の点にも注意が必要です。

所有権関係書類の有無は円滑な取引に影響を及ぼします。

万が一、無くしてしまっても取引は出来ますが余計な手間や費用が発生する事になります。

所有権者の人数と意向の一致についても同様です。

単独所有であればご本人の意向次第で進められますが、複数人での所有物になると問題が発生したり複雑化する事もあります。

信頼できる業者を見付け、気になることを何でも相談するようにしましょう。

過去の経験や事例から解決に役立つ情報を提供してもらえる可能性があります。

 

まとめ

 

不動産の査定の仕組みを知ることで、ご自身の不動産の価値を正しく判断するポイントを知っていただけましたか?

不動産は大切な財産です。

今後も所有し続ける又はいずれは売却するなど正しく活用されることを願います。

 

最後に

 

本文にもある様に不動産の状況は個々に異なるため、プロからのアドバイスを受けることが重要です。

そのため、私たち三河不動産売却センターへの相談をお勧めします。

私たちは、創業90周年を迎え豊富な実績と地域業者様との長年にわたるネットワークを活かし、迅速かつ適正な価格での査定をお約束します。

また、売却に伴う手続きや費用についてもサポートいたしますので、安心して相談してください。

査定の際に物件の状態や立地だけでなく、周辺環境や将来性なども考慮して、最適な価格を提案しています。

お客様のご要望や状況に合わせた柔軟な対応を心掛けています。ぜひ、お気軽にご相談ください。